このあいだ買った

●ピーター・バラカンさんの「200CD+2 BLACK MUSIC」という本。
凄く面白いです。
●アフリカ大陸やカリブ海、ラテンアメリカの黒人音楽。そしてもちろんアメリカの黒人音楽。時代も戦前のカントリーブルース最新のジャズ・ボーカルものまで多岐にわたって紹介されています。
●ブルースとかソウルとかっていう括りで無く、黒人音楽全体をを俯瞰したディスクガイドってありそうで、無かったかもしれません。
●アメリカ編以外は、ほとんど知らないミュージシャンのCDでしたが、本をぱらぱらめくっていると、どれも聴いてみたくなります。ピーター・バラカンさんの、音楽への愛情が溢れた素晴らしい本だと思います。
内容紹介はこれくらいにして、この本のウラの楽しみ方です!
それは、英語のカタカナ表記です。
●バラカンさんは、以前からテレビでも「BLUESはブルーズ」と発音して下さい、みたいなことを言われてます。というわけで、この本に登場するミュージシャンの名前、音楽ジャンルの表記法、「え〜、そうなの?」ていうのが多くて、ちょっと戸惑ってしまいます。
●例えば
マイルス・デイビス → マイルズ・デイヴィス
ハービー・ハンコック → ハービ・ハンコック
チャック・ベリー → チャック・ベリ

この辺までは、まあまあ。
これからは上級編か?
セロニアス・モンク → セロウニアス・マンク
アレサ・フランクリン → アリーサ・フランクリン
ベッシー・スミス → ベシ・スミス

●和製英語は不必要に語尾に「ー」をつけてのばして発音する傾向があるといううことでしょうか?
●そういうば、以前は「コンピュータ」「スキャナ」も語尾を伸ばして書いてましたね。
●そうは言っても、これまで何十年も「ブルース」って発音していたのに、急に「ブルーズ」ってなかなか言いにくいんですが、どうすれば良いでしょう。
「アリーサ・フランクリン」って、あの「アレサ・フランクリン」とは別人みたいだし。

「アリーサは、アトランティック・レコード時代のが良いって言うけど、もっと初期のも良いんだよね」
「誰? アリーサって? 観月ありーさ?」

●ちょっと、話は変わりますが、何十年も前の話です。京都に住む叔母さんが、下着の「パンツ」のことを「パンヅ」って最後の音を濁って発音するんですよ。
カルチャーショックでしたね。
(それって、京都弁なのか、その叔母さんの出身地の方言なのかは知りません)
●「ブルース」が実は「ブルーズ」だなんて、「パンツ」が実は「パンヅ」が正しいって言われるくらいカルチャーショックじゃないですか?
んなことないですね。すみません。

このあいだ買った」への2件のフィードバック

  1. 私が気になるのは『ファストフード』ではなく『ファーストフード』と言われ続けていることです。
    これも影響力のある人に指摘してほしい…。

  2. ファーストフードって、ファストフードの方が近い発音なんですか?
    考えた事無かったなあ。
    中国語では「速食」です。なんか、そのまんますぎ。
    バラカンさんの本に「猿はマンキお金はマニ」(日本人のための英語発音ルール)っていうのがあるそうです。面白そうですよね。
    Ritsukoさんは英語しゃべれるんですよね、良いなあ〜。

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