台湾には「髪菜」という食べ物がある。
今朝、たまたまスーパーで見掛けたので、
買ってみた。
これが「髪菜」。
台湾で初めて目にしたときは、ぎょっとした。
人間の縮れた髪の毛のよう。
それで、この名前がついたようだ。
これが食べ物だとは、信じられない人もいるだろう。
しかし、ちゃんと食べられるのだ。
さっそく調理してみる。
ひじきなどの乾物と同じように、
水にしばらく漬ける。
20分後。
水でもどしても量がどーんと増えるわけではない。
ちょっとだけ、膨張したような…….
それからさっと洗って、茹でて、お椀に移す。
洗ったあとの髪の毛みたいに、つやつやになった。
そのまま食べたら、ちょっとだけ甘みを感じた。
そのあと、インスタントの吸い物の素を入れて、
熱湯を注ぐと、「髪菜入り吸い物」の出来あがり。
う〜ん、なかなかいける。
もずくを食べているようだ。
だけど、たしか、山の幸だから、磯の香りはしない。
みなさん、ぜひ、台湾土産にどうぞ。
人気者になる、または、変なヤツと言われること、
請け合いです!
おまけ
これは、夫が「キース・ジャレット」に変装するために、
買ったアフロヘアのかつら。
「髪菜」とよく似ている……