今年の春節は昨年より少し遅くて2月12日(金)でした。
多くの家庭では、家族や親戚が揃って大晦日の夜から
春節の食事を楽しむようです。結婚している人は、
夫婦で旦那さんの実家へ行きます。
お正月の2日目は奥さんの実家へ行くのが習慣のようです。
さて、私たち夫婦は、各々自分の部屋で新年を迎え
ました。
大晦日の夜10時半と11時に仁愛ロータリーで
花火が100本くらい上がりました。

私は一人で、泣き腫らした目で、部屋の窓からぼんやりと
花火を眺めていました。というのも、花火が上がる前に獣医
さんの奥さんからLINEが来たので、今まで仕事等で抑えていた
感情が一気に噴き出して号泣してしまったからです。
完全に獣医さんたちに甘えていますね。
でも、ペットを亡くすことは、親とは違った悲しみがあるのに
気づきました。
私の父はALSと言う難病で数年前に亡くなりました。
とても残酷な病気です。器官切開をするかどうか、選ばないと
いけないのです。父の要望で酸素吸入器を実際に病室へ持って来て
もらい、それを見て、父の心は決まりました。
その時の辛さは今でも忘れらません。ただ父の気持ちを
尊重できたのは良かったと思っています
比べて私の猫、ミミは、どんな苦しみがあるのか、永遠に分から
なかった。獣医さんからはミミは闘病中も痛みはなかったはず、
みんなに愛されて、本当に最期まで幸せだったと、慰められました。
亡くなる直前までご飯を食べていました。
それでも、ミミに関しては後悔の念が拭いきれない。
もっともっと何かが出来たのではないかと。
子供を亡くした親の気持ちなのでしょうか。体験したことが
ないからわからないけれど。
立ち直りが自分でも情けないくらいに遅いです。空いた時間が
できると、頭のどこかにミミの姿が現れてしまう。
どうか時間が解決してくれますように。
さて、私の部屋ですが、整理が少しだけ進みました。
テーブルの上だけ。他のところはまだ手付かずです。

仕事始めまであと3日。
春節なのに、暗い話ばかりしてすみません。
会った人や、LINEの返事には、明るく「新年快樂」と
応えていますよ。
