今日打ち合わせの帰り、

横断歩道を渡っていて、ふと自分の足もとを見て気づいた。
無意識のうちに、横断歩道の白い部分だけを踏んで歩いている。
靴がはみ出さないように、慎重に。
げっ、なにこれ、こういうのって小学生のすることじゃないのか?
大人のすることではない。
50歳前のじじいの行動としては、かなりヘンだ。きっと。
ヘンだ、と思って反射的に今度は灰色の、白く塗られていない部分を歩き始めた。
いや、これもおかしいんだよ。
白い所だけ歩くのと同じだよ。
うっ、どうすれば?
一瞬足が動かなくなった。
そうだ、今度は両足とも、白と灰色の境目を踏んで歩く。
おい、何をやっているんだ、これもだめだって。
意識するからいけないんだ。
だったら道路を見ずに歩けばよいのか?
少し上を向いて目線を上にして歩く。
ん、これもヘンだって。
なんで、こんなに横断歩道の白と灰色を意識して歩かなきゃいけないんだ。
子供の頃、そんなことしてたかどうかは覚えていない。
きっとしていたのだろう。
白は正義、グレーは悪。
あるいは、白い箇所が陸でグレーが海。
白い所を踏み外したら、水の中に落ちてしまうとか?
しかし、なんで急にこんなことしてしまうんだろう、困った。
ひょっとして、無意識のうちにいつもそうやって歩いているけど、
自分で気づいていないだけなのか?
これから横断歩道を歩くたびに、なんだか悩んでしまいそうだ。
ひょっとして皆さんも(大人なのに)こういうこと、してますか?
無意識に、歩道と車道の境目の白い線の上を歩いてしまう、とか?
チェックの絨毯が敷いてあると、つい色の濃い部分だけを踏んで歩く、とか?
どうでしょう、教えて下さい。
miyake

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