レコードプレーヤを買いました。

念願のDENONのレコードプレーヤ、DP500Mを買いました。アナログレコードプレーヤとしては、定番の商品らしいです。私のようなあまりオーディオに詳しくないけど、レコードが大好きな人間には、「定番」=「これを買っておけば一応OKよ」ということみたいな存在です、ありがたいです。

DP500Mは人気機種だということなので台北でも入手できるとおもいきや、ネットでいくら調べてもヒットせず。面倒になって、大阪のショップから海外発送してもらいました。

昔はコンポみたいなものを買えば、必ずレコードプレーヤはついていたので同じ感覚で、プレーヤを買ったのですが、調べてみるとウチのアンプと、このプレーヤでは、直接つなぐだけでは音がでない、正確に言うと小さな音しか出ない、低音なんか殆ど聞こえない。フォノイコライザーというものが必要ならしい。

オーディオファンの方が読むと「こいつは馬鹿か? 何も知らずにレコードプレーヤ買うなよ」と思われるでしょうが。私のようなジジイには、アンプにレコードプレーヤをつないですぐに聞けないことのほうが不可解なのです。
うーん、ジジイには、なかなかハードルが高いなあ。

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スピーカは2年前くらいに買った、DYNAUDIOの focusシリーズ(展示処分品で半額くらい)。
アンプとヘッドフォンアンプは、もっと前に買ったDA&T 谷津音響(台湾製)。SACDプレーヤはマランツSA7001。スピーカーの下の板はIKEAの西洋式まな板(バカにされるかもしれないけど、効果はあるんですよ)

以前アナログ・レコードのデジタル化を考えた時、安物のプレーヤと一緒に買ったも小さなUSBデジタル変換器付きのフォノイコライザーが使えることが分かる(PRO-JECT製、4000元くらい)。ラッキー。

次の問題は針圧の調整。説明書通りに2.0kg設定すると、なんかトレースの音に違和感が。一応ネットで調べてみると、説明書に誤記があるので注意とのこと。DENONのWebによると私が買った機種の針圧は1.4kgとのこと。

うーん、これでとりあえず、OK。
ジャケットを眺めたいのが主な理由で蒐集してる古いジャズのレコードを色々かけてみる。
CDに比べ管楽器はより滑らかに、低音は少しだけ力強く聴こえる…気がする。

気のせいだとしても、なんかうれしい。
今後の課題は、CDにしてもレコードにしても貧弱過ぎる低音を何とかすること。
スピーカーの下のオーディオボードかな?

レコードプレーヤを買いました。」への4件のフィードバック

  1. 三宅さんこんばんは!
    何とかプレイヤー導入できてよかったです。オーディオ的に見ても、レコードにはレコードの良さがあるので、十分楽しめると思います。とっかえひっかえお楽しみください。

    さて、低音が物足りない理由はいくつかあります。

    第1にスピーカーの特性。ですが、三宅さんがお持ちのスピーカーはトールボーイ型ですから、小型のものよりは低音が出るはずです。

    第2に、アンプの問題。
    その1、アンプのパワーが足りない。アンプ側に駆動できるパワーがないと、低音は出てきません。しかしながら、三宅さんがお聞きのボリュームではその点は問題ではないと思います。
    その2として、アンプの特長。これの場合はいかんともしがたいです。

    第3にスピーカーの配置と周辺の事情。低音は高音に比べて指向性が低いので、ルーズな置き方をしても出るのですが、反射したり吸収したりするものに弱い短所があります。またこのスピーカーのバスレフポートが後ろ向きについているので、バスレフポートから出る低音成分が直接耳に伝わらない分、低音が目減りしている、また後ろから出る低音が、後ろの本箱内の空間で乱反射して減衰しているが考えられます。写真を見ると後ろにボードを置いて反射するように工夫をされているので、ある程度は緩和されていると思いますが。後リスニングポジションに弾いているカーペットも低音を吸収する材料です。気を付けてください。

    第4にスピーカーユニットの出力が高音側に傾いていることも考えられます。もしこれだとアンプ側のトーンコントロールで調整するなどの方法のほかに、スーパーウーファーを導入して、低音量を増やす考え方もあります。

    以下のHPはスピーカーの仕組みについて詳しく説明しています。よかったらご一読ください。

    http://www.phileweb.com/magazine/audio-course/archives/2007/06/28.html

    で、スピーカー下に敷くオーディオボードですが、硬い素材のものほど高音部を中心に輪郭をシャープにさせる方向に効果を発揮すると思います。我が家では御影石の端材(かなり重くて硬い)を下にひくことにより、全体的に輪郭をくっきりさせることで、あのブルーノートのボワンボワンしたリズムセッションもある程度は輪郭が立つように調節しています。

  2. masahiroさん、いろいろアドバイスありがとうございます。
    えーと、確かに置き場所が悪いので、もっと部屋の入口近くに持って行きました。
    ただ会社の資料とか本とかCDとかとにかく物が多くて、壁の前にスピーカを置けないんです。しかたなく本棚の前においてます。ロールカーテンで本棚の表面を覆ってみるつもりです。

    でも、スピーカの位置を変えただけで、以前より低音が出るようになりました、うれしい。
    以前買った中古のブルー・ノートのレコード数枚とCDを聴き比べたんですが、
    素人の私でも分かるくらい、音が良いです。っていうかRVGのCDがあんまり良くないのかもしれませんが。

    リー・モーガンのサイドワインダーのLP(新品)も今日買ってきて聴いてたんですが、低音はやっぱりまだ物足りないものの、CDのように音がきつくないので大きな音量でずっと聴いててもも疲れません。気のせいかもしれないけど。
    あと何枚か持ってたオルガンのジミー・スミスは、絶対レコードの負が良いです。
    まだまだこれからですが、やはりアナログは楽しいですね。

    あまりお金はかけられませんがスピーカの後ろや、ボードなどで、ちょっとずつ改善していきます。

  3. 三宅さんこんにちは!
    工夫をしていい音に改善されると報われる思いですね。よかったです。

    高音は直接耳に届きますが、低音は指向性が低いため、あっちこっち反射して耳に届きます。そのため、広いお部屋だったり、反射する壁が多かったり、吸音するものがあると、耳に届くまでに減衰してしまって、実際に録音されている大きさよりも小さく聞こえることになります。ヘッドフォンで聞くよりも低音が少なく感じる場合はその可能性があります。また、三宅さんが普段お聴きのボリュームだと、なかなか低音全体をアップさせるのは難しいかもしれません。ただ、ベースのこの音、とか、バリトンサックスのこのフレーズ、なんてのを引き立たせることは、工夫次第でできる可能性大です。身近なものを使っていろいろお試しください!

  4. ありがとうございます。精進します。ボードやカーテンでとりあえず試してみます。またアドバイスお願いします。

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