CDの話–続き

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それで、今のところお気に入りは、この4枚。
左上は18人編成のビッグバンド。1958年の録音。RCAビクターの企画物だ。
1930年代から50年代にかけて活躍した、ビッグバンドのレパートリーを1曲ずつとりあげたトリビュートアルバム。例えばグレン・ミラーオーケストラの「タキシード・ジャンクション」、カウント・ベイシー楽団の「Easy Does It」。同じ年に2枚作られたレコードがCD2枚組でおさめられている。
残念ながらスイング時代のビッグバンドはほとんど聴いてこなかったので、オリジナルをあまり知らない。でもかなり楽しめる。最近ビッグバンドに目覚めかけている。
とにかく気持ちよい。58年なので音質も良いし、アレンジもモダンだ。ソロもふんだんに楽しめる。ビッグバンドって良いなあ。
10代の頃に戻れるなら、テナーサックスを練習してビッグバンドに入りたい。
いや10代の頃に戻るなんて、恐ろしくて嫌だな。っていうか生まれてこなけりゃよかった…(冗談ですよ)
右上トランペットのドナルド・バードとバリトン・サックスのペッパー・アダムスのクインテットは1961年の録音。
素晴らしい。二人とも文句なし。オリジナルの曲もスタンダードも良い。ペッパー・アダムスのゴリゴリグリグリジリジリした音色はちょっと疲れるが、ドナルド・バードとのコンビなら気にならない。それに、ピアノがデビューしたばかりのハービー・ハンコックなのだ。このピアノがまた新鮮で良いんだ。マイナーレーベルの録音のようだが、こういう良い物があるんだなあ。感激。
久々に深夜残業中!
今日は眠れそうにない。!!!!

CDの話

先々週から先週にかけて、またまたばかみたいにCDを買ってしまった。
行きつけのCDショップに大量に輸入盤が入っていたのが原因。
それもFreshsoundrecordsという、スペインの会社のもので、
これが、面白いものがいっぱいあるのだ。
ニュータレントシリーズという新人のオリジナル物も好評のようだが、
どちらかというと古いレコードのCD化で有名なレーベルのようだ。
マイナーレーベルものの再発もたくさんあるようで、ウェブを眺めていると宝の山に見えて来る。
あまり見た事が無いようなジャケットだけど、有名ミュージシャンが参加してたり、
ちょっとうさんくさそうなC級っぽいジャケットもあって、購買欲を目茶刺激されてしまうのだ。台北のショップに入って来ていたのは、たかだか50種くらいだと思うが、迷いに迷って、
ついつい大量に買ってしまった。
続く

高雄

土曜日は、仕事で高雄へ行ってきた。
何度か仕事できたことはあるが、街中を歩いたことは無い。
いつも、空港と展示会場の往復のみ。
今回は新幹線を使った。
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それにしても、この風景。
まるで現代アートだなあ。
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不動産ポスター

仕事で移動中に見かけた不動産広告ポスター。
デカ過ぎ。
真ん中に立っているのは直子ちんです。
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ここのビルの1Fの賃貸の広告のようですが、
なぜに担当営業マンの写真が大きいの?
営業マンの顔で勝負しようとしてるみたい。
それにどうして担当者が二人も?
この二人で争ってるの?
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気に入った担当者に電話くださいってことでしょうか?
さて、あなたはどちらのイケメン営業マンが好みですか?
二人ともなかなかのものですね。
(個人的には左の人かな、ポーズと白い歯がポイントですね)

この間買ったCD、続き

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今回買ったこのシリーズの中で、一番面白かったのは、
テリー・ギブスジョニー・ホッジス
テリーギブス(右)は見ての通りビブラフォン奏者だが、なんとビッグバンドを従えての演奏。
ビブラフォンにビッグバンドなんて、全然音も弱くて力負けしちゃうんじゃないかと思ったが、そうでもない。意外と合うのだ。かっこ良い。
断然ファンになっちゃったぜ。
ソングフォーユーやムーングロウ、ソフトリー・アズ・モーニング・サンライズと曲も良い。1960年の録音。
ジョニー・ホッジスはデューク・エリントン楽団のスタープレイヤー。アルトサックス奏者。
ワタシはこういう古くさいのは苦手意識があったのだが、聴いてびっくり。なんと気持ちの良いことか!
ジョニー・ホッジスのアルトサックスは、ワタシのようにハードバップ、1950年代後半から60年代前半くらいまでの少人数のバンド演奏ばかり聴いてきた人間には、完全に古い時代の音、演奏だ。
ヴィブラートがかかった、甘くてしゃくり上げるようなサックス。
でもこれが何回か聴いていると、病みつきになってくるのだ。
抵抗せず、何も考えず、その甘いロマンチックなサックスの音に身を任せてみると、なんとも心地よい。
これも10数人のビッグバンドの演奏。
Autumn In New York、Sweet Lorraine、Smoke Gets In Your Eyesなどのバラードメドレーも聴きもの。泣いちゃうぜ。
1954年の録音。
「ジョン・コルトレーン、アンド、ジョニー・ハートマン」というのも買った。
名盤らしい。ジョニー・ハートマンの歌は凄く良い。
だがこのCDは好きになれない。
ジョン・コルトレーンのサックスのせいだ。
ジョン・コルトレーンの演奏するフレーズも音色も好きじゃない。良さがわからない。
うーん。