さっき、

テレビで「パフューム-ある人殺しの物語-」(映画)を観た…。
台湾でのタイトルは「香水」。
美術、カメラワーク、衣裳、色のコントロール…
全てが恐るべき完成度を持った映像美だ。
この映画のサイトで資料を見てて知ったのだが、
女性のヌードシーンもあるようだ。
台湾のテレビは、そういう場面はカットされるのだ。
いやいや、残念。
他にもひょっとしたら残酷なシーンもカットされていたのかも。
なにしろ台湾のテレビって、
アメリカのプロレス「RAW」の冗談のような股間蹴りや椅子での頭部攻撃でさえ、
一瞬カットされるのだ。
日本じゃそんなことないっすよね。
※「RAW」って「WOOOO!!」のリック・フレアーとか出るヤツです。
はなしはそれたが、「パフューム」だ。
目眩がするほどの美的センスに圧倒され刺激を受けたけど…。
でも…演出や脚本は…えーっと、こういうので良いんだっけ?
いや、良いも悪いもないんだけど。
正直な気持ちは、先に本を読めば良かったな…です。
多分、本はもっと面白いんだろうな…です。
好みの問題なのか、頭が固いのか?
どうなんでしょう。
どうせワタシのブログなんて誰も読んでないだろうし、
以下、自分で今日の話題にコメントします。
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●知ったこっちゃねーよ。
 テメーの感想なんか聞きたくねーよ。
●勝手にゆってろー。
●今頃「パフューム」の話すんじゃねーよ。
●お前に分からなかったからって、けなすんじゃねーよ。
●好きじゃなかったら、話題にするなよー。

まあ、こんなところでしょうか…
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自意識過剰、被害妄想…miyake

日曜日の夜は…

ちょっとアレです。
小さな三脚があったのを思いだし、
ウチの窓から、スローシャッターで、夜の風景を撮ってみた。
k090112a.jpg
なかなかグレイトな台北の夜じゃないか。
ちょっと車が少なくて寂しい、平日の方が良いな、きっと。
ついでにミミもスローシャッターで
撮ってみた。
k090112b.jpg
ご飯の皿の前で全く身動きしないので、スローシャッターの意味が無い。
なんなんだ、動けよミミ。
miyake

しつこいけど、

●このあいだも書いた、バロック・マスターピース60枚セットについて。
●バロック名曲集と銘打たれているが、
それにしてはつっこみたくなるような変化球のチョイスもある。
●一番の驚きは、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」。
●この録音で使われているのは、バッハ弓。
一般のヴァイオリンの弓ととは違い、逆C字型に曲がっていて、
一度に4本の全ての弦をならす事が出来るのである、だってよー。
●そうか、バッハの時代には、
こんなヴァイオリンの弓があったのか…と思ったら違うのだそうだ。
wikpedia「バッハ弓」の項によると、
この弓は「古楽復興運動の中で史実考証の誤解によって生まれたもの」だそうである。
現在ではこのバッハ弓、バッハの時代に存在したとは信じられていない。
じゃなくて、完全に否定されている…のだ。
なお、この弓を提唱(発明)したのは、かのシュバイツァー博士である。
●なんと、このバッハ弓を使うと、ヴァイオリンの4つの弦を同時に弾く事が出来る。
四つの和音もずらすことなく、きれいに均一に鳴り響くのだ。
●他のCDでこの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」を
聴いた事がある人なら、すぐに違いがわかるはず。
最も違いが分かるのは、有名なシャコンヌだろう。
最初からヴィオリンではありえない均一な和音の連続。
いいかえると、違和感の連続ともいえる。
●確かに楽譜通りなんだろう。
凄いよ、こんなことができるんだー!!。
…でも、だからどうしたよっ、って突っ込みたくなるのはワタシだけではないはず。
まあ、面白いから一度は聴いてみたいでしょうが。
●こんな事を書くとこのセット「バロック・マスターピース」は、
正統派の演奏が少ないのかと誤解されそうだが、
声楽の事はよくわからないが、分かる範囲で言えば、
確かにチョイスに統一感が欠けるのかも知れない。
モダン楽器あり古楽器あり、編曲ものあり、で録音年代も様々。
●でもっていうか、だからっていうか、
「正規の価格で一枚ものだったら、わざわざ買わないかも」
みたいな福袋的面白さもある。
わあ、これって良いじゃん、へえ、知らなかったよー。
とか、持って無かった超有名曲、当たり前だけど良いなー、とか。
●もちろん、レオンハルト、クイケン、ブリュッヘンなどの
正統派古楽演奏の歴史的名盤がもりだくさん。
●それだけでも絶対買わなきゃソンソン、タイヘンタイヘン、
ロンドンロンドン、愉快なロンドン、楽しいロンドン、
クイーンエリザベス石庭なセットなのだ。(←なんのことだか…)
●とにかくまだ持ってない人、CDショップへ急げ。
miyake