超ローカル街角ニュース

髪をきりたいのが、おさまらないので、仕方なく
ちょっと昨日の写真の店よりは高いが、日本人店長、河内さんの経営する
美容院「パピリオ」へ、行った。
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河内店長さん、なんかちょっとハイでヘン。
店長「禁煙してるんですよ、11月から」
私「へ〜すごいですね」(11月から?まだ5日じゃにゃいの)
店長「まだ5日ですけどね」
私「禁煙ガムとかパッチとか使ってますか?」
店長「いやそういうのには頼らず精神力だけでやろうと思って」
私「ハハハ….」(精神力無いから、今まで失敗し続けてんじゃないの?)
私「今まではどれくらい吸ってたんすか?」
店長「一番軽い1mgのをね、2箱40本」
私「へー…」(↑すげえ中途半端なやつ、こういう人禁煙失敗率、絶対高め)

みんなで暖かく見守ってあげましょう。

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台北にお住まいでパピリオに行く事のある人、
店長を見かけたら
「禁煙続いてますか?レレレのレ?
 って聞いてみてください、フフフ」
それでは、
『今日のぐっと来る看板』
(↑そんなコーナーあったの?)
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床屋とグルジェフ

朝、早く目が覚めてベッドの周りのCDを物色
していたら、こんなモノを発見、
ん?、みた事無いぞ、何これ、
かっこ良いジャケット、ECMだな、グルジェフ?
神秘思想家だな、音楽も書いてたんだよな、
でもそれだけしか知らない、聴いてみる。
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おっ、いいじゃん、ピアノとチェロだけの静謐でちょっと
ミステリアスで、何か架空のサウンドトラックを聴いているようだ。
ほんのちょっと感じないでもないうさんくささは、必要性分だ。
グルジェフについては何も知らないので
このページ
紹介してあったので参考にしてください。
(↑昨日、やたら何でも検索するのは止めたとかいってた奴いたな)
グルジェフって、そのままみても逆さまにしてみても人間のじいさんの顔に見える
イラストってあるっしょ。口ひげが180度まわすと、
眉毛になるってやつ。あれに似てるんだよな確か。
で、このCDって買ったの私なの、そうだよね、
部屋の中にはいろいろ知らないものがあるもんですね…
そんで、その後まだ、グルジェフの音楽が
まだ頭の中に響きながら、歩いててて
あ〜今すぐ髪を切りたいと思ったんですよ、
そんで、前を見ると床屋発見。
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これって、神のお告げ、自己の中の神が何か
行動を促してるってこと?
いや関係ないな。
だって怖いし。
皆さん、こういう床屋って入る勇気ありますか?
私はありません。根性なしです。
ちなみに営業中でした。
おっさんが暇そうに新聞読んでました。

ムルギー卵入りカレーがよろしいかと….

こういう仕事をしていると、コンピュータでの
調べごとが非常に多い。
競合会社は会社案内には、どこまで情報を載せてるのか?
どう分類するのが、この業界の常識なのか?
みたいなのから始まって、
「え〜googleでも○○件、使用されていますから大丈夫ですよ」
みたいな使い方まである。
コンピュータ検索(私の場合、googleが多い)を
使わない日はほとんど無いほどだ。
本当に便利になった、インターネットが普及する前は、
競合他社の情報をコピーするため、かぶと町の何だっけ
そういうところへ行ったり、夜中に本屋にも行った。
それがいまや、瞬時にかなりの情報が
手に入る。便利で進歩外のなにものでもない。
当然仕事以外でも、え〜、何だっけ、あっ、そうか。
って、検索しまくって
んがっ。
である。
数ヶ月前から、意識して仕事以外での
コンピュータ検索を止めた。(なるべくなっ)
きっかけは、すっっごく、くだらない、
私が二十歳過ぎ、多分25年くらい前頃だと思う。
結婚前の妻と一緒に
なんかちょっと気になるカレー屋さん「ムルギー」
に入った。っていうか前から気になっていたので
勇気をだして入ってみた
場所は、渋谷のセンター街方面の裏通りだったと思う。
怪し過ぎの一軒のカレー屋、
中に入ると、薄暗い壁に、数種類のカレーのメニューが張ってある、
妻(その時は結婚前←しつこい)と
何にしようかと話し合う暇もなく、
いきなり、木製ロボットのような主人が出てきて
(例え他のどんな服を着ていてもカレー屋の主人だとわかるだろう)。
『ムルギー卵カレーがよろしいかと思いますが…….』
って、ぜんまい仕掛けのようにしゃべられては、他のものを
注文できる客はいるはずもなかろう。
当然、私たちもそろってそれを食べた。
で、結局味はどうだったのだろう。
あそこのカレーってかなり本格的においしかったんだっけ。
二度と行かなかった(確か)のはどうしてだろう。
なくなったのかなあ。引っ越したのかも。
ほんで、何でかわからんけど半年くらい前かな、
急に思い出して、そういえば、あんな店あったなあ、
なんて(つい間がさして)
google検索してしまったのだった。
何件くらいかはわすれたけど、出るわ出るわ、
主人は代かわりしただの、なんだの、情報の山、
わたしが欲しいのはそんなものじゃないはず。
情報が欲しいいんじゃなくて、
そういう時、私たちは
「そうそう、何かへんな店あったね」
とか
「それって○○方面じゃない」
とかっていう会話を楽しみたいだけなのだ。きっと。
何でもコンピュータ検索して安心することが、おかしいのだ。
っということに気づき、なるべく不必要な
コンピュータ検索を止めるようにした。
という訳で、今日はかなり、じじくさいなあ。
ここまで書いて、妻に聞いてみた。
「あの、ムルギーって覚えてる?」
「あ〜卵カレーだっけ?おぼえてるよ、たしか
 え〜と場所はナイロン100%の近くじゃなかったっけ」
ナ、ナイロン100%
妻よ、お前の中では、渋谷は。20年前なのかって?
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盆栽とリュート

これ、CDのジャケットなんですが、
中央の怪しいモノ、なんだかおわかりですか?
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リュートの先がが盆栽になったものでえすね!
(もちろん、合成のようですが)
(皆さんリュートはご存知ですよね、
 乱暴にいえば、ギターの前身、琵琶の親戚??)
でも、なぜ???
しかも、割としっくりきてて、なかなか良い。
このCD、claves recordsというスイスのレーベルから
出ています。演奏者の今村泰典さんはスイスに居をかまえ
4か国語を話し、ヨーロッパ各地で活躍との事。
めちゃかっこ良いですね。
このヴァイスの曲集、vol1.とあるので続くのでしょうか、
楽しみです。夜中に聴くリュートの音色は格別です。
(仕事しながらでなければさらに)
ジルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1687-1750)
ほぼバッハと同時代の人で交流もあったようです。
さて本題に戻りますが、
スイスのレコード会社で、次のようなやりとりが
おこなわれたのでしょう。
「イマムラの、ヴァイスの曲集、ジャケットそろそろきめなきゃ、
 今回はちょっとおしゃれで、え〜東洋の、ワビ? だっけ、サビ?」
「あほ、ワサビだよ」
「いや、それじゃないってば….」
「日本っぽい、さくらをモチーフにしてさ….」
「ヴァイスのリュートソナタにさくら??? なにそのセンス、うぎゃ」
「よし、わかった盆栽だ、この枯れた風合い、わび,さびの境地、
 バロック・リュート、特にヴァイスに相通ずるものがあるじゃないか、
 日本人だから、安易に松の盆栽を選んだんじゃないってことで…」
演奏はもちろん、素晴らしいです。
ヴァイスの曲は親しみ易く、BGMに最適なので
(最初は誰の演奏でも可、かなり古めはさけて下さい)
確か、奏者は忘れましたが、ナクソスなからも出ていたようです。
では、また。