「わんわん物語」

映画館で初めて観た映画、の話題にメールをいただきました。
観た映画のタイトルは「わんわん物語」だそうです。
え〜よく知りませんね〜。
おそらく、人間の脳と、犬の脳を入れ替えるような映画でしょうか?
(↑絶対違うってば)
いたいけな、子供にそんな映画を観せるなんて、なんて親でしょう。
(だから↑絶対違うってば)
ちなみに、随分前にもレポートしましたが
豚の脳が食べたかったら、うちのアパートの近所に「豚脳麺」の屋台が
ありますから、言ってくださいね。案内しますから。
一緒に食べた人は白子みたい、おいしいと言っていましたが
私は白子の味もしらない、そして、麺の上に載ってる、何よりあの脳のしわが
形をとどめているのが………
って、今日はそんな話題じゃなかった。
昨日は、いろいろあって、ストレス溜まりまくりで、夜、近所のCDショップで
(夜中の2時まで開いてる)CDを買い込んできた。
全部聴く暇がなかったので、会社の自分の席に並べて1まいずつMAC
に録音しながら仕事をした。やることが子供みたいだなあ。
とはいえ、デザイン会社に夜中の作業は
つきもので、気分転換にはなります。
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忙しいので夜中はMAC2台使います。
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こういう買い方も良くします。よくわかんないオムニバス買って、
好きな曲があると、また買って…..とか。
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この右のジャケット、見てるだけで楽しいですが、内容も馬鹿っぽくて楽しい。
(一般の方にはお薦めはしません)

ベートーベンの第9とブライアン・イーノ

スタッフの直子さんが復帰してくれて大助かり、
でも、もう皆、無理をせず、仕事をとりすぎない(それで大丈夫なのかよ)
イヤな人とは仕事をしない、をモットーに(ひどい会社)
楽しみながら頑張って行けたらいいなと思っています。(どうせワタシゃ甘い人間だよって)

今日、直子さんから「眠れないときに、何か良いCDあるかなあ」って聞かれました。
シューベルトだかシューマンだかはちょっと、眠るときに合わなかったそうです。

で、ブライアン・イーノの「鏡面界」(原題は忘れた、もう25年くらい前に出たもので、以前はレコードでよく聴いてました、今もCDで時々聴いてます。)を渡しました。(価値観の違いで好悪が分かれると思いますが、個人的にはチョウお薦めです)。単調で静謐なピアノとバックのシンセサイザー(多分)だけの「環境音楽」と銘打たれたシリーズの1枚です。ピアノのハロルド・バッド(ブッド?)は「私の音楽には何も起こらない、しかし全ての瞬間が美しい」という意味の事をインタビューで語っていました。

その通り、
いつ始まって、いつ終わったか分からないようなCDですが、ハロルド・バッドのピアノが鳴っている瞬間、地球上の全ての時間の流れが少しだけ、遅くなったんじゃないか?そんなふうに感じられる音楽です(あで〜なんか表現が村上チルドレンみたいになってきたぞ、ハズイな)
まあ、とにかく、えんですわ。

イーノの環境音楽シリーズは何枚かCD化されていますが、これが一番お薦めです、って聴いた事無いのもあるなあ、いいかげん。

直子さん、
よく眠れるといいんですが…….
直子さんていえば、去年だったかベートーベンの第9を聴きに行ったらしく、その長さに相当驚いていました。そういう時って、普段から大きな目が、倍くらいになるんです。

直子さんって、ベートーベンの第9って、
ひょっとして15分くらいの、いきなり合唱から始まる曲だと思ってたんじゃにゃいかな?

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「ねえ、ミミちん?」
「知らにゃい」「ゴハンまだ?」

「ジャズCD必聴盤!わが生涯の200枚」

岩浪洋三さんの「ジャズCD必聴盤!わが生涯の200枚」(講談社+α新書)
という本を読んでいる、これが面白い。

私は、ジャズを数ヶ月前から聴き始めて4〜5冊名盤100選みたいのから、ブルーノートの解説みたいなのまで読んだが、だいたい名盤とゆわれるのは同じようなモノ、って当たり前か。CDの紹介の仕方もにたようなモンだし、物足りなくなって来た。

岩波さんのチョイスは、ただ思い出があるからみたいなものもあり、青江三奈のジャズアルバムから裕次郎, エディヒギンズまで、さすが秋吉敏子の追っかけをやっててこの道にはいった人、考え方、感じ方が違う。ふところが深い、人間が大きい。(そして年寄りだ)
しかし、ちょっとだけ引用させてください。
ダイナ・ワシントン
———(中略)39歳で亡くなるまでに、正式に結婚しただけで7回。男女の関係にあった男性は数知れずだった。
ここで伴奏している—-(中略)—–というレギュラートリオの全員とも、一時、男女の関係にあったが、一度ももめたりしなかったという。何とすばらしい女性だろう。

ねえ、岩浪さん、どうしてそこで「すばらしい」なの? それって誉める事? おかしくない。
ちょっと下品な言い方をすると「誰とでもすぐできちゃったけど、もめごとはおこさないんだよね、男をコントロールするのがほんとうまいんだよな」
ってふうにとれるんだけど….

わたしゃ、まだ若いのかな、なんちって……..
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初めて観た映画

↑って、皆さん、覚えてますか?テレビじゃなくて映画館で。
私は、多分、親に連れて行かれたディズニーアニメの「101匹わんちゃん」だと思いますが、
夜だったし、多分半分以上寝ていたと思います。
でも、2回目かな、(おそらく9歳か10歳の頃)おじいちゃんに連れて行かれた映画が、強烈だった。
2本立てで1本は、サム・ペキンパーの「ワイルドバンチ」、もう1本はピーター・カッシング主演の「悪魔の生体実験」みたいなタイトルだったと思いますが、はっきり思い出せません。
マッドサイエンティストが人間の首をすげかえるみたいなよくあるタイプの映画でした。
この間「プライベートでやたらググら無い宣言」をしたので調べません。
しかし、今考えると、おじいちゃんの行動って、とても良識のある大人とは思えません。
当時は、H系の成人映画には既成はあったものの、それ以外の暴力系や
キモイ系にたいしては規制が緩かった気がします。

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↑写真はウチの前にあってただへんだったから撮っただけ

しかも、うちのじいさんときたら、アバウトな人で私に「映画は入って観始めたところまで観たら出る」のが、あたりまえ、というふうに教え込みました。確かに昔はそういう人多かったですね。

9歳の子供を生体実験系映画に連れて行き、いきなり夜のロンドンで獲物を物色するマッドサイエンティストが通行人の首をきりおとすことろを観せられたら、どう感じるかくらい考えろよ!
私は今でもはっきり覚えています(多分脳内で増幅されて……..)

サム・ペキンパーも今観れば、おそらくたいした事は無いと思うけど、当時は、バイオレンス描写の有名な監督、「ワイルドバンチ」のストーリーはまったく覚えていませんが、やたら撃ち合いが多い西部劇だったとおもいます。ペキンパーといえば、バイオレンスとスローモーション、これも私の脳裏に焼き付きました。
映画もピーター・カッシング、クリストファー・リー系はテレビであるとなるべく観ました。他にはジャン・ピエール・メルヴィルの犯罪映画などを好んで観るようになりました。
映画だけではものたらず、創元社文庫のポー全集は全部買い、ヨーロッパーの幻想文学も随分読みました。(今は読みません、興味を失ってしまいました)。

ということで、さいわいウチは、ネコしかいませんが、
お子さんのいらっしゃる家庭では、年頃になったら、映画館に
足を運び、恐怖映画や、バイオレンス映画を頭に叩き込んでやりましょうね。
きっと、私にように少しだけくらめのお子様が出来上がるでしょう。

謎の看板や、いかに

謎の看板や、いかに….
謎の看板や、たこに….
↑メチャ面白い、キャハハハ。

先日の謎の看板の続きです。こころして観るように(って程のもんじゃないかな)
では、左から、路なりに観て行きましょう。
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この間紹介した看板がこれ、矢印の探偵みたいな人、
左のシュールな絵はいろんな犯罪の象徴でしょうか?
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おっ、ついに探偵(か警察か知らんが)足跡発見、
というより、ゴムの靴底が散乱しているようにみえるぞ……..
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これは、スリかな、
その前に何でこんな絵イラストが分割されてんだよ。
描いた後、適当に組み合わせたら、合わなくなっちゃた、とかそんなんだろう、
台湾て、こんなんばっかり。
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画像処理ソフトを使ってちゃんと組み合わせたけど
やっぱ、スリにみえない。じじいがおっさんにすがりついてるだけだろ。
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詐欺にも気をつけなくちゃね。
電話は何番ね!って電話番号消えてるぞ!!!
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はい、最後はこれです。どんな犯罪も悪事も
台湾警察があるかぎり、
うまくやったつもりでも、科学を駆使した捜査で、
お縄頂戴だよ……てか

何たって、残った血痕から、血液型なんてすぐに割り出せるんだ、
落ちてたピストルの薬莢から拳銃の型を割り出すなんてことも
できちゃうぞ。………………、

工事中の塀のすぐ隣が警察署でした。
スペースが余ってるなら
警察のPRをといったところらしいです。

オフィス大公開(って誰が観たいかよ?)

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(↑午前中から休憩するな!!!>自分)
はい、ここはウチの部屋ではなくて、
一応、仕事場ですね。
リラックスできるのは良いのですが、
よく、夜疲れてきたらうたたね
してしまうんですね。
(時には夜じゃなくても熟睡するひとがいます)
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「早く仕事しろよ!!>自分」
「しかも中年のおやじがチーズスイートホーム(ネコマンが)読んで
 よろこんでんじゃね〜よ>自分」
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ちなみに、外の風景はこんなんです。

ビル・エヴァンスと謎の看板とミミ

「ビル・エヴァンス アット モントレージャズフェスティバル」ってCDがあって名盤ってことになっているようなのでジャズファンなら皆さん知っていることでしょう。冒頭のフランス語の紹介がかっこ良い。「ミダン、マドモゼー、ル、ムッシュー、オン、ドラムス、ジャック・デジョネッ………..ピアニスタ、ビゥ・イバンス」というフランス語に重なってOne For Helenが始まる。あ〜え〜わ〜。
密かにそこだけ練習して自分で言っといて(フランス語なんてわからんからただのくちまねだよ)ピアノが入る瞬間ボリューム上げると気持ち良いっす。
これが、NHK招聘で、山川アナウンサーとか、鈴木アナウンサーならどうなるんだろうか。
「はい、それでは早速演奏を始めていただきましょう、ビルエバンストリオの皆さんです。盛大な拍手を持ってお迎えください….」てかな、68年だし。こんな感じなのだろうか。絶対聴くきしねーよな。
ジャズでは日本でのライブもたくさんCDになっているはず、超ダサダサの紹介アナウンスがあったら教えてください。
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初公開(じゃないか)三宅デザインオフィスの内部、お客さんが来るなんて事は想定してないから、応接セット買う代わりにインドネアシア製のリゾートっぽいソファー買った。、深夜作業のあいまに毛布にくるまってカーペットの上やソファーの上で寝たりしている。
お客さん来たときは結構困っている。
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なあミミ。
「知らニャイよ〜ん」
「今日の謎の看板」
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