前回のつづきです。
土曜日の昼間に、さっそく 外星人博物館へ行ってみました。
1階のシャッターは、このあいだと同じで、ぴったりと閉まっていました。
それで博物館が何階にあるのか、看板を見てみたのですが、
書いてありません。
他の場所の看板を見てもない…
ビルの1階の郵便受けを見ても名前がありません。
う~ん、どうしよう。
ここで、観光客だったら諦めるのでしょうが、暇な私は、
せっかくここまで来たのだからと、次なる手段を考えました。
郵便受けをよく見てみると、5階にこのビルの管理事務所が
あるようなので、そこへ行って聞くことにしたのです。
エレベータは使わず、階段で上って行きました。
もしかすると5階までに博物館があるかも知れないと思ったので。
結果…2階~5階までにはありませんでした。
それで、5階の管理事務所のドアを開けて、博物館のことを
聞いてみたんですが、何のことかさっぱり、という回答が…
(事務所の人は、推定80歳くらいのお爺さん)
困りました。
観光客でなくても、もうここで諦めて帰っても良かったのですが、
すっきりしないので、更に上の階にあがって、博物館があるのかないのか、
確かめることにしました。
上へ行っても、やはりそれらしきものはありません。
8階まで上がったところで、土曜日なのに、開いている
事務所があるのに気づきました。
ドアが開いていて、若い女性が食事の用意をしています。
そこで、試しに博物館のことを聞くと、
「引っ越しましたよ」
という答えが返ってきました。
実は、その時は、もう、“閉館”を予想していたのですが、
意外にも引越しとは!
更に、ダメでもともととだと思い、引越し先を聞くと、
何と、その女性、知っていました!
台北駅の地下街にあるとのこと。でも、歩くと、
だいぶあるらしいのです。
ここまで来たら、もう行くしかないということで、
今度はエレベータを使って、下まで降りました。
それからビルの側のMRTの入り口から、地下へ下って行きます。
教えられたとおり、スターバックスを通り過ぎ、更に、地下へ
下ります。
三越の方へ向かってどんどん歩いて行きました。
途中、服を売っている店で、博物館の事を聞いたのですが、きっぱり、
この辺りにそんなものはない、と言われてしまいましたが、諦めず、
更に前に進みます。
そのうち、周りに食べ物屋が多くなり、多分、日本人には馴染みのない、
いろんな不思議な匂いがして来ました。
“この匂い、すごいなあ…” と思いながら歩いていたら、
ありました!
ここです。
ちゃんと、外星人博物館の看板を出していますが、
中は、占いとマッサージの店。
これはいったい何なんでしょう…
中に入って聞くと、博物館は台中にあるとのこと。
台北は事務所仕事だけなんだそうです。
占いなどは、ついでにやっているとか。
気が抜けてしまいましたよ~
全く紛らわしい看板です。しかも移転のお知らせもないし。
それにしても、台中ですか…
長距離バスだと台北から2~3時間、料金は往復約300元(約1,640円)、
新幹線だと約1時間、料金は往復約1,400元位(約3,822円)。
気軽には行けません。
今度、レストラン「伍角船板」台中店へ行ったときに、
ついでに、寄ってみることにします。
最後に、事務所の人から見せてもらった高雄博物館開幕の
ポスターを掲載しておきます。
5月25日オープンだそうです。
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